「今週末、旨い魚が食べたい。でも、車の運転や渋滞を考えると腰が重い……。」 そんな時にぜひ試してほしいのが、リュック一つで駅へ向かう「電車釣行」です。
渋滞のイライラとは無縁ですし、移動中からプシュッと缶ビールを開けられるのは、電車派だけの特権。ただ、電車移動となると「荷物のコンパクトさ」と「帰りの匂い」には気を使いますよね。そこで重要になるのが、「軽装備で釣れて、しかも最高に旨い魚」をターゲットに選ぶことです。
今回は、リリース前提の釣りではなく、夕食の食卓を豪華に彩る「お土産確保」に全振りした、電車釣行におすすめの魚種をガッツリ紹介します!

電車釣行に向いている魚のリストはこちらから!
電車で狙える!美味しい魚種一覧
| アジ | 刺身、アジフライ。保冷も楽な絶対王者 |
| メバル | 煮付け、アクアパッツァ。冬の定番 |
| タチウオ | 塩焼き、炙り。細長くてパッキングしやすい |
| アオリイカ | 刺身、天ぷら。高級食材で匂いも少ない |
| カサゴ | 穴釣りで手堅く。煮付けや味噌汁に |
| サヨリ | 刺身、天ぷら。春を告げる上品な白身 |
| マダコ | 刺身、たこ焼き。ビニール1枚で持ち帰りOK |
| シロギス | 天ぷらの女王。砂浜からのちょい投げで |
| カワハギ | 肝和え。堤防から狙えるエサ取りの王者 |
| ソイ | 煮付け、味噌汁。根魚の王道 |
| ハゼ | 天ぷら、唐揚げ。駅から近い運河がポイント |
| トラウト | 管理釣り場のニジマス。ムニエルや塩焼きに |



準備すべき道具から当日の流れまで、電車釣行の始め方を分かりやすくまとめています!


電車釣行に適した魚選び「3つの鉄則」


電車派がターゲットを選ぶとき、絶対に外せないポイントが3つあります。
パックロッドでこなせること
リュックにすっぽり収まる、仕舞寸法50cm〜60cm程度のロッドで釣れる魚。電車で長い竿ケースを持って歩くの、意外と気を使いますからね。
装備が少なくて済むこと
重いバッカンや大量のコマセが必要な釣りは避けます。ルアーや、コンビニのパックエサ程度で釣れるのが理想。
保冷バッグに入るサイズ
巨大なクーラーボックスは電車で邪魔になります。10L前後の小型クーラーや、ソフト保冷バッグに収まるサイズ感がベストです。
2. 王道のアジ・メバル(ライトゲーム)


電車釣行の「最適解」といえば、やっぱりこの2種。道具の軽さと食味の良さは文句なしです。
1g前後の小さなオモリ(ジグヘッド)とワームがあれば成立するので、荷物はショルダーバッグ一つ。アジは刺身やアジフライ、メバルは煮付けに。家族のテンションが一番上がるのも、実はこのあたりの定番魚だったりします。


3. 高級食材のアオリイカ(エギング)


「高級食材を運ぶ」という満足感がたまらないのがアオリイカ。エギ(餌木)という疑似餌を使うので手が汚れず、荷物もエギ数本だけでOK。
イカは魚と違って血が出にくく、生臭さが少ないのも電車派には嬉しいところ。ジップロックに入れて冷やして帰れば、帰宅後のキッチンも汚れず、後片付けが本当に楽ですよ。



電車釣行でアオリイカを釣ってきた記事はこちら!


4. 都会の隠れた主役、タチウオ


秋から冬、防波堤に回遊してくるタチウオは、電車アングラー憧れのターゲットです。炙り刺身や塩焼き、ムニエル……どれをとっても主役級の旨さです。


【私の裏技】大型クーラーは不要!「現地カット」でスマート帰宅
「タチウオは長いから大きなクーラーが必要」と思われがちですが、そんなことはありません。
実は私は、釣ったその場でタチウオを3等分くらいにぶつ切りにして持ち帰っています。 タチウオは鱗がないのでハサミで簡単に切れますし、こうすれば10L程度の小型クーラーや、A4サイズの保冷バッグにも余裕で収まるんです。電車内でも「デカい魚持ってるな」と注目される心配もありません。



実際にカットして持ち帰ってみました!
その時の記事はこちら


5. 究極のスキマ時間釣法!カサゴ(穴釣り)


「今日は絶対に手ぶらで帰りたくない!」という時の救世主が、テトラの隙間を狙う穴釣りのカサゴ。これが実は、電車釣行と相性バツグンなんです。
1mの竿でOK!「リュックに隠せる」秘密兵器
穴釣りの最大にして最強のメリット、それは「竿がめちゃくちゃ短い」こと。足元の隙間にエサを落とすだけなので、1m〜1.2mくらいの極短ロッドで十分なんです。これならリュックの中に完全に隠せます。「これから釣りに行きます!」感をゼロにして、スマートに電車に乗れるのが最高にクール。
スキマに落とせば「ガツン!」と即反応
カサゴは「そこにいれば食う」という、お腹を空かせた素直な魚。隙間から飛び出してきて、手元の短い竿を「ガツガツッ!」とひったくる感触は、一度やると病みつきになります。煮付けにすれば身がプリップリ、小ぶりなら唐揚げでバリバリいくのが最高です。
6. その他おすすめの「電車向き」ターゲット
サヨリ


春や秋に回遊してきます。非常に細長いのでパッキングが楽。刺身は驚くほど上品で、見た目の美しさもご馳走です。
マダコ


タコは骨がないため、ビニール袋1枚で究極にコンパクトに持ち帰れるのが強み。重いクーラーを拒否したいならタコ一択です。
シロギス


砂浜からちょい投げで。天ぷらにした時の「ふわっ」とした食感は、自分で釣ってすぐに調理した人だけの特権ですね。
7. スマートに帰るための「匂い・マナー」対策


最後に、電車釣行で一番大切なのは「周囲への配慮」です。
- 匂いは3重で封鎖: 魚は厚手のジップロック2重+保冷バッグ。これでほぼ無臭です。
- 道具をサッと流す: 釣り場の水道やペットボトルの水で竿を流すだけで、あの特有の磯臭さを防げます。
- 仕舞寸法: リュックのサイドポケットに収まるサイズにこだわると、混雑時も安心です。
まとめ:美味しい魚を、身軽に、賢く。
電車釣行は、車を出す手間やコストを考えれば、実はすごくタイパ・コスパが良い贅沢な遊び。今回紹介した魚たちは、どれも軽装備で狙えて、食べれば最高に旨いものばかりです。




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