「車がないから釣行範囲が限られる…」なんて思っていませんか? 実は、電車釣行こそが最高に贅沢な大人の遊び。お酒は飲めるし、渋滞のイライラとも無縁。なにより、鉄道こそが海へと続く黄金のレールです。
でも、適当に駅を選んで飛び出すと、だいたい後悔します。 今回は、実体験に基づく「失敗しない釣り場選び」の極意をまとめました。
1. Googleマップは「航空写真」まで舐めるように見る

まずは定番、Googleマップ。でも、ただの地図モードで眺めるだけじゃ甘いです。
必ず「航空写真」に切り替えてください。 チェックすべきは、駅から海までの「実際のルート」です。
- 最短距離に壁はないか?(線路や私有地で遠回りを強いられるのはあるあるです)
- コンビニはあるか?(命の水と食料、そしてトイレの確保)
- 足場は良さそうか?

デジタルな下見で、釣果の5割は決まると言っても過言じゃありません。
2. 駅から釣り場まで「徒歩20分」が生存境界線。頑張って30分。


ここ、一番大事なポイントです。 ぶっちゃけ、駅から歩く時間は「20分」が限界。どれだけ食いしばっても「30分」がラストラインです。
地図で見ると「1.5kmか、余裕だな」なんて思うじゃないですか。でも、釣り人の徒歩は普通の散歩とはワケが違います。
- 荷物が肩に食い込む: ロッド、重いタックルバッグ、そしてクーラーボックス。これらを抱えて歩くと、15分を過ぎたあたりで「肩、ちぎれるかも」と本気で思い始めます。
- 帰りの絶望感: 行きはいいんです。アドレナリンが出てますから。問題は、一日中遊び倒して疲れ切った帰り道。特にボウズだった日。30分近い道のりは、もはや自分を責めるための「反省ロード」に変わります。
- 夏場の地獄: 照りつけるアスファルトの上を延々と。駅に着く頃には、魚より先に自分が干物になります。
個人的には、駅から徒歩15分圏内でポイントを探すのが、スマートに楽しむコツ。無理は禁物です。
3. 「駅から遠い」はシェアサイクルで解決


「いい堤防があるけど、駅から徒歩30分か……」 そんな時、都市部の駅ならシェアサイクルという裏技があります。
最近は主要な駅の近くにだいたいポートがありますよね。 重い荷物を背負って歩く30分は苦行ですが、自転車なら10分弱。海風を感じながらのサイクリングは最高に気持ちいい。 ただし、ロッドを車輪に巻き込まないよう、固定方法だけはしっかり考えておきましょう。
電車アングラーの味方!主要シェアサイクル一覧
| サービス名 | 公式サイトURL | 特徴・メリット |
| HELLO CYCLING | hellocycling.jp | ポート数が国内最大級。 釣り場近くのコンビニで見つけやすい。 |
| ドコモ・バイクシェア | d-bikeshare.com | 電動アシストが超強力。 重いクーラーボックスを背負っていても坂道が楽! |
| LUUP | luup.sc | ポートの密度が凄まじい。 街中の狭いスペースにもあるので駅前で借りやすい。 |
| チャリチャリ | charichari.bike | 1分単位で安い。 ちょっとした移動なら缶コーヒー代くらいで済みます。 |
4. 「釣り禁止」の悲劇を避けるために


これ、最近本当に増えています。 せっかく1時間かけて移動して、駅を出て、海が見えて、「さあ投げるぞ!」というタイミングで目に飛び込んでくる【立入禁止・釣り禁止】の看板。
あの瞬間の絶望感は、言葉にできません。 事前にSNS(XやInstagram)や「(釣り場名) 釣り禁止」で最新情報を検索するクセをつけてください。現場のルールは刻一刻と変わっています。


【まとめ】電車アングラーの矜持
最後に、一番大切なこと。 ゴミは100%持ち帰りましょう。
電車釣行は、良くも悪くも目立ちます。大きな荷物を持って移動する私たちは、いわば「釣り人の代表」として見られているようなものです。 駅のゴミ箱に仕掛けのパッケージやエサの袋を捨てるなんて、もっての外。
「あいつが来た後は、来る前より綺麗になったな」 それくらいの気概で、スマートに釣りを楽しみたいものです。


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