
こんにちは、ペン助です!
「釣りの結び方、覚えるのが難しそう…」
そんな初心者のあなたに朗報です。
実はユニノットという結び方ひとつ覚えるだけで、ほとんどの釣りに対応できちゃうんです!
「この結びが強い!」
「あのノットが最強!」
そんな話、初心者のうちは聞かなくてOKです。
釣りの結び方は無数にありますが、最初から全部覚えようとすると、正直キリがありません。
大事なのは、まずひとつだけ確実に覚えること。
そして、それが実際に釣れる、失敗しない結び方であること。
その条件をしっかり満たしているのが、ユニノットです。
自分も最初は「方結び」でルアーを飛ばして後悔しました(高かったのに)。
でもユニノットを覚えてからは、とりあえず結びで困ることがほぼゼロに。
初心者はまずこれだけ覚えればOK。
そんなユニノットの魅力と結び方を、わかりやすく紹介します!
なぜユニノットだけでいいの?

ほとんどの釣りで使えるから
ユニノットは、その名の通り「ユニバーサル=万能」な結び方です。ハリを結ぶときも、ルアーやスナップ、サルカンを付けるときも、この結び方ひとつで対応可能。つまり、釣りでよく行う接続作業のほとんどをカバーできるんです!
この万能さは、釣りのジャンルを選びません。ルアー釣り、餌釣り、サビキ、エギング、さらには堤防や磯、船釣りまで、さまざまな釣り方やフィールドで活躍します。「今日はルアー釣り、明日はサビキ釣り」というように、日によって釣り方を変えても、結び方を覚え直す必要がないのは大きなメリットです。
初心者のうちは、結び方を何種類も覚えようとすると混乱してしまいがちです。ユニノットなら、まずはこの一本だけをしっかり覚えておけば、ほとんどの釣りを問題なくこなせます。道具や仕掛けの接続に迷わないので、結び方の練習に時間を取られることもなく、釣りそのものに集中できるのです。
結び方が簡単で覚えやすいから
ユニノットの魅力のひとつは、なんといっても結び方がとてもシンプルなこと。糸をくるくると数回巻いて締めるだけなので、複雑な手順を覚える必要がありません。覚えたその日から釣り場で実践できる手軽さが嬉しいポイントです。
釣りをしていると、思わぬタイミングで仕掛けを結び直すことがあります。魚が掛かって糸が切れたり、根掛かりで道具を失ったり…
これは初心者に限った事ではなく、どんなに強い結びをしてもフグにラインをかみ切られる事や、岩やテトラにラインが擦って切れてしまう事はあります。
そんなときも、ユニノットなら数十秒あればサッと新しい仕掛けが作れる!
また、初めての釣りだと「結び方がわからなくなって焦る」というのはよくあることですが、ユニノットを覚えておけばそんな心配はいりません。強風が吹く海辺や、夕暮れで手元が見えにくい状況でも、複雑な結びよりずっと安定して結べるので、安心して釣りを楽しめます。
強度が高くて安心だから
ユニノットは、摩擦でしっかり締まり、滑りにくい構造をしているため、結び目が非常に安定しています。この構造のおかげで、PEライン、フロロカーボン、ナイロン…どんな素材のラインでも高い結束力を発揮します。
釣りをしていると、予想外に大きな魚が掛かることがあります。そんなときでも、ユニノットなら結び目がほどけにくく、破断のリスクを大幅に減らせます。魚が水中で暴れても、しっかりと結び目が耐えてくれるので、安心してやり取りができます。
また、結び目がコンパクトにまとまるのもポイントです。ガイド抜けがスムーズでキャストの邪魔にならないため、特にルアー釣りでは操作性の良さを実感できます。強さと使いやすさを両立しているからこそ、初心者からベテランまで幅広く支持されているのです。
ユニノットの結び方
①ラインを通す

ハリやルアーのアイに糸を通します。端線は、10〜15cmほど残しておくと作業がしやすいです。初めは長めにとっておくのがやりやすい!
②輪っかを作って本線に重ねる

端線で輪を作ります。輪は本線の上側に作るようにしましょう。輪の大きさは指が入る程度でOK。
作った輪から出た端線を本線の上に重ねます。
③端線を輪っかに下からくぐらせる

端線を先ほど作った輪っかに下からぐるぐると巻き付けます。3〜5回ほど巻くのが目安です。
多いほど摩擦が強くなりますが、結び目が大きくなるしぐちゃぐちゃになりやすいです。5回巻けば十分!

このように綺麗な結び目ができるのがポイントです。
④端線を引っ張る

結び目が崩れないよう、端線をゆっくり引っ張り締め上げます。
⑤本線をゆっくり引っ張る

結ぶ対象と本線を持ってゆっくり締め上げます。
⑥余った端線を本線に結ぶ

余った端線を本線に結びます。1~2回で十分。
⑦余った端線を短くカットする

最後に余った端線を結び目ぎりぎりでカットします。結び目を傷つけないように注意して下さい!
これでユニノットの完成です!お疲れさまでした!
まとめ
ユニノットは、ほとんどの釣りで使える万能結びでありながら、手順はシンプルで覚えやすく、しかも高い強度を誇ります。ハリやルアー、スナップ、サルカンなど、接続作業の9割をこの結びだけでカバーできるのは大きな魅力です。
初心者のうちは、あれこれ結び方を覚えるよりも、まずはユニノット一本に集中することが、釣りを楽しむ近道です。慣れてきたら他の結び方にも挑戦すればOK。
さあ、まずは写真を見ながらユニノットを結んでみましょう。「結び方が分からない…」という不安がなくなれば、釣りはもっと自由で楽しくなりますよ!!